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歌は体で覚える?

歌は頭で覚える?


あなたは歌を頭で覚えようとしていませんか?


確かにメロディーや歌詞は頭で覚えているかも知れません。

でも「歌う」ということは、歌詞とメロディーを覚えれば歌えるものではありません。

リズムのノリだったり、声の大小、強弱やメリハリなど歌っている間に行っていることは山ほどあります。


これを例えば、やるべきこと全部リストアップして、チェックリストを作って、ひとつひとつ出来ているかチェックしながら歌えますか?


答えは「NO」です。


スポーツでもそうですが、例えば野球です。

ピッチャーが投げたボールを瞬時に打つかどうか判断して、インコースだから脇を締めて差し込まれないように、なおかつそのまま打ったらボールが切れてファールになるので、ボールの下半分を意識して叩くといったことなど、頭で考えていたのでは到底間に合いません。


どうすれば良いか。


まずはバットの素振りです。アウトコースやインコースをイメージしながらひたすらバットを振る。

そうするとコースに合わせて正しい振り方を体が覚えます。


そしてトスバッティング。

投げられたボールのコースにかかわらず確実に投手に打ち返す。

そうやって体でバットコントロールを覚えます。


実は歌も同じです。


高い声や低い声、強い声や弱い声など、色んな声の出し方がありますが、体で出し方を覚えていればどんな時でも対応できます。


リズムのノリもそうです。

音楽が鳴ったら自然に体が動き出す。


呼吸もしかり。


頭ではなく全て体が勝手に反応します。


頭で考えることは、体をどう反応させるか、だけです。


究極は、歌の世界に入り込み、出てきた歌のイメージそのままの歌になっているということです。


結論です。


歌は体で覚えましょう。


そのためにはバットの素振りと同じように、正しい基本練習をやり続けることです。


もちろんですが、感性が乏しいと良い歌のイメージは湧いてきません。


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